健康茶について
ギャバロン茶をご存知ですか?
高血圧でお悩みの方はぜひお試ください。(参照資料:ふるさと文庫「高血圧によく効くギャバロン茶」)
農水省が1986年に開発。奇跡が産んだ健康茶
「ギャバロン茶」。名前の響きから、なにかと話題になった中国伝来の漢方薬のようですが、実はまったく違います。昭和61年に日本(静岡)の農林水産省の野菜・茶業試験場で開発された正真正銘の自然健康茶なのです。
当時、茶業試験場(現在の野菜・茶業試験場)の研究員たちは、緑茶の風味を損なわずにお茶の生葉を長期保存することができないものかと日夜研究に励んでいました。緑茶の生葉に試みた方法は、リンゴ等の果実保存に使われる窒素ガス濃度を高めた空気で密封するというもの。ここで奇跡が起こったと言われています。窒素ガスで嫌気処理をしたあとの茶葉の成分分析をしたところ、ガンマアミノ酪酸(通称ギャバ)が著しく増加していました。そして、このガンマアミノ酸こそが、血圧効果に有効な成分だったのです。
それ以降、この偶然に産まれた新しいお茶は、主要成分の名である“ギャバ”と、ウーロン茶の“ロン”をとってギャバロン茶と命名されました。
血圧効果作用の効能を実証
偶然の結果生まれたギャバロン茶でしたが、その効能についての研究は進みました。
ギャバとはもともと植物中に存在するアミノ酸の一種で、人間の体内、脳随中にあるといわれています。体内では、抑制性神経伝達物質として重要な働きをしており、興奮抑制機能を担っていたのです。つまりギャバは、交換神経系の神経節に有効な作用をもたらすと考えられるようになりました。また研究の結果、緑茶のうまみ成分であるグルタミン酸が一時的に酵素を遮断(嫌気処理)したことで、生葉のなかの酵素が働きギャバに変化したことがわかりました。加えてギャバそのものより、ギャバロン茶自体に含まれる他の成分との相互関係が、血圧効果作用を増長させるということも証明されました。
ページの先頭へ戻る